入居者虐待の動画を観て動悸と吐き気がしたので、虐待の館こと『Sアミーユ』に以下のメールを送りました。

川崎Sアミーユにおいて、虐待にかかわった人物が自宅謹慎、またはまだ働いているなど、とんでもなく軽い処分だと思います。
現在の入居者とその家族はもちろん、入居を検討している人にも、大きな不安と恐怖を与えています。
証拠さえみつかれば殺人も立証されるような状態なのにも関わらず、いったいこの先どのように経営していくのでしょうか?
近隣住民も『虐待の館』として嫌な思いで見ていかねばならないのです。
ぜひメールにて、具体的な対策等、返答お願いいたします。

返信があり次第、ここに載せます。
納得と安心のできる返事を期待していますが、虐待牛バーガーこと『バーガーキング』の時のように、返信無しでしょうか…

介護職の大変さはわかります。特に、認知症の入居者とは意思の疎通ができなかったり、入居者側からの暴言や、食事を投げられる、引っ掻かれる、難癖をつけられるなどもあるでしょう。一生懸命世話をしても報われない事が日常的にあり、莫大なストレスが溜まることでしょう。
しかし、大変だからといって虐待をしても許されるわけではありません



<Sアミーユ川崎幸町の事件とは>
 
川崎市幸区の介護付き優良老人ホーム『川崎Sアミーユ』で、入居者への虐待の他、不審死が相次いでいたことが発覚した。

今年6月に、女性入居者(85歳)の家族によるビデオ撮影で、職員が入居者に対して「死ね」「ババア汚ねえなあ」「うるせえ黙れ」など暴言を吐く、頭を叩く、首を絞める、乱暴にベッドへ放り投げる、ナースコールを押すと爆発すると嘘をつくなどの虐待が明るみに出た。
入居者家族は「施設側は撮影するまで母親や自分たちの訴えに取り合わなかった」と話し、警察に告訴する考えを明らかにしている。

入居者家族の通報で、市は今年5月に監査を実施。職員による暴言や乱暴な介助の他、ナースコールを外したり入居者の食事を勝手に食べてしまうなどの事実を確認。8月に改善を求める指導を行った。 
職員4人は自宅謹慎、懲戒処分を受けているが、この85歳の入居者には近づかないという条件で同施設で勤務を続ける者もいる。

同施設では、去年の11月には80代の男性が、12月には80代の女性が、同じく4階のベランダから裏庭へ転落して死亡。また同月の末には96歳の女性が自分の部屋ではない6階のベランダから裏庭へ転落して死亡。3人とも同じ場所へ転落して死亡している。
また、今年の5月には83歳の男性が浴槽で頭まで湯に漬かった状態で死亡している。

中でも96歳の女性の転落(3件目)は特に不可解である。この女性は自力での歩行も困難であり、6階への移動もベランダの柵を乗り越えることも不可能なのだ。
柵の乗り越えについては、男性が身長160cm前後、女性2人が身長140cm前後、柵の高さは120cmであることから、要介護の人間が自力で乗り越えるとは考えにくい。また、3人とも遺書は無く、転落したとされる時間も未明(職員は午前1時50分~4時17分に119番している)である。

また、 最初の転落があった11月初旬、施設の6階ベランダで男性職員が入居者女性を後ろから抱きかかえている姿が近隣住民に目撃されている。 
「今思うと、何か乱暴なことをされていたんじゃないか。(当時)寒くてベランダに出るような天気ではなかった」
そして、80代の女性(2件目)が転落する際には、異様な声や音を聞いている。
「女性が泣き叫ぶ声と 男の怒号が聞こえた。その直後にドスンと何かが転落した衝撃音が聞こえました」「結構大きな声でやり合っていた」「15分~20分ぐらいあって静かになって、寝床に入ってドスッて音がして」
この住民によると、その後消防が到着し、人工呼吸をしていたとのこと。

3件の転落死があったいずれも当直を担当していた男性職員は、「当直していたことは皆さんが知っているとおり事実だが、関与というのがどういう意味で言っているのか分からないが、それは全くしていません」と、転落死との関連を否定。
この男性職員は5月に入居者の金を盗んだとして懲戒解雇を受けている。